IRONMAIDENは古くならない

第七の予言

第七の予言

 IRONMAIDENの音楽は古くならない。どの音楽ジャンルにも、流行廃れがあると思うのだが、HR/HMの世界だってそうだ。大御所JUDAS PRISTも、やはり、昔の作品は、あー「古いなあ」と思ってしまう。ところがIRONMAIDENは、デビューアルバムを聴いても、そうは思わないのだ。なぜか?スティーブ・ハリスの頑固ともいえる音楽性の変化のなさがそうさせるからであると思う。そして、繰り返し聴いても飽きがこない。それは、70年代プログレッシブ・ロックに影響されたであろう、曲展開の複雑さ、静と動のコントラクションで、聴くたびに新たな発見がある音楽だからだと思う。しかしMAIDENももう年だ、活動できるのが10年か15年が限界だろう。この音楽性の伝統を引き継ぐバンドは僕の見る限りでは今のところでてきていない。もし知っている人がいたら教えて欲しい。